主な症状について
社会不安障害
- 人前で恥をかくのではないか、失敗するのではないかと、人の目や評価が必要以上に気になり不安になる
- 手足の震え、吐き気、めまい、息苦しさ、赤面、胃部不快、頻尿などの症状が、不安を強く感じる状況で出現する
- 大勢の前で話す、人と食事をする、人前で電話の対応をする・字を書く、などの社会的行動を避ける
- 学校や職場に行きたくない・行けない、引きこもりがちになる
「社会不安障害」は、社会生活の中で「不安」や「恐怖」を感じる特定の状況になると、心身に症状が表れ、それらを人に気づかれないか不安になり、自信が持てなくなるため、症状を惹起する行動や状況を避けるようになる病気です。そして、この「回避行動」により、社会生活に支障をきたすようになります。
「社会不安障害」の原因は、主として脳内のセロトニンなどの機能異常と考えられており、それらを調整する「薬物治療」がなされます。また「カウンセリング」の効果も期待できます。
