主な症状について
うつ病
- 気分がさえない。元気が出ない。気がつけば溜息ばかりついている。
- 何となくやる気が出ない。やる気はあってもやる気が続かず、焦ってしまう。
- 学校や職場に行こうとしても、行く気になれない・行きたくない。
- 集中できない。新聞や本を読んでも頭に入らない。
- 家事が思うようにはかどらない。料理の献立が浮かばない。
- 今まで楽しめていたことが楽しめない。
- 頭痛、肩こり、下痢や便秘、食欲不振、のどや胸のつかえなど体調がさえず、内科受診したが問題がない。
- 生理前になるとイライラしたり怒りっぽくなったりして、不安定になる。
- 更年期障害で治療を受けているが、なかなかよくならない。
- 目覚ましよりも早く目が覚めたり、途中で何度も目が覚めたり、寝付けなかったりして、睡眠がうまくとれない。
- 簡単なミスがいつまでも気にかかり、落ち込みやすく、涙もろくなった。
上記項目がいくつか当てはまる方は、うつ病かもしれません。
一生のうち男性の11~13%、女性の15~21%が罹患することが報告されているうつ病は、憂うつ感や無気力な状態がなかなか回復せずに、日常生活に支障をきたすようになってしまう病気です。
不安やストレスなどによって、セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の働きが悪くなり、それによってうつ病が起こるといわれています。
そのため、この脳内神経伝達物質のバランスの乱れを修正することで、うつ病を改善できるのです。
それと同時に、まずは十分な休養を取ることが大切です。
治るまでにある程度の時間はかかりますが、うつ病は早期発見と適切な治療で治る病気です。
焦らずじっくり治療に取り組みましょう。